国際平和美術展出展

展覧会

国際平和美術展開催

「芸術からの平和希求」をテーマに、1993年に創設された国際平和美術展。各都市の美術館や宮殿、主要施設を会場に展覧会が実施されてきました。

『第29回 国際平和美術展 World Peace Art Exhibition 2021』の国内展は東京芸術劇場を会場に7月6日(火)~7月10日(土)開催されました。

2001年のアメリカ同時多発テロ事件(9.11同時多発テロ)から今年で20年。9.11の鎮魂と恒久平和を祈念して、29回目の国際平和美術展海外展はニューヨークの音楽の殿堂カーネギーホールで開催されます。

私が出展したわけ

私は2004年ワールド・トレード・センターの跡地グラウンド・ゼロを訪れていました。あの脳裏に焼きついて離れない悲しい事件を思い出し、胸が締め付けられるような思いがしました。

「平和」とは、自分に何度も問いかけ、「魂の輝き」を曼荼羅にのせようと、描き始めました。

魂を響かせ、輝かせて生きよう。内なる声に耳を傾け、内側を満たし、自らをも尊重すると相手への愛、思いやり、その和がどんどん広がり、循環が生まれる。人と人との繋がり、支え合うその中で、燃えるような熱さの輝きを放とう。

このような想いで描いた曼荼羅アート、作品名は『光輝を放つ』

海外出展は曼荼羅アーティストとして活動した時からの夢でした。思い返せば出展を決断するまでも胸の高鳴りと同時に緊張感と様々な想いが交差しました。

今の私ができることを、今の私が想う平和を53cmの曼荼羅アートにこめました。表現する場をいただいたことに感謝しています。

展示会で私が感じたこと

会期中、2日間の在廊で沢山の方がご来場くださいました。会場内には作家の皆さんが平和について祈りをこめた300点近い作品が展示されました。

自分の作品を皆さんと観賞、会場の雰囲気を体感することができ貴重な経験となりました。以前よりSNS等で応援していただきました方々と初めてお会いでき、涙腺が緩み大感動の内に閉幕しました。ご覧いただきました皆様ありがとうございました。

作品は国内展展示後、海外展へ。ニューヨーク・カーネギーホールで2021年9月展示予定です。